トヨタファイナンシャルサービスUSA、新CEOスコット・クックを迎え、新たな経営体制へ
/プレイノに本拠地を置くトヨタファイナンシャルサービスUSAは、2023年1月2日よりスコット・クック氏を新たなCEOとして迎えると発表しました。現在同社のシニア副社長兼最高財務責任者である53歳のクック氏は、2003年にトヨタに入社して以来、トヨタモーターノースアメリカのプロダクトプランニングコーポレートマネージャーを含む複数の重要な役職を歴任してきました。
クック氏は、現在の取締役会議長マーク・テンプリン氏の後任として、トヨタの金融・保険部門であるTFSのリーダーシップを担います。TFSは小売自動車金融に特化しており、レクサスのディーラーと顧客にもサービスを提供しています。同社は、米国最大級のキャプティブファイナンス会社の一つで、約3,800人の従業員を擁し、資産総額は1350億ドルを超えるとされています。
「消費者とディーラーに最高のサービスを提供するTFSの伝統を続けることを楽しみにしています」とクック氏は述べており、彼のリーダーシップの下でTFSのさらなる発展が期待されています。クック氏はオールドドミニオン大学とハーバードビジネススクールを卒業しています。
テンプリン氏は、トヨタの世界的な事業運営を引き続き率いるとともに、トヨタファイナンシャルセービングスバンクの取締役会議長を維持します。さらに、TFSはジェームス・スコフィールド氏を次期最高財務責任者に昇進させました。スコフィールド氏はオックスフォード大学卒で、ロイズバンキンググループおよびJPモルガン・チェースでの経験を持ちます。
Source: Dallas Business Journal
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