ウェルス・ファーゴオフィス開発、市の奨励金承認で建設に一歩近づく!【Irving市】

米国大手銀行のウェルス・ファーゴ社が進めている大規模オフィス開発に対し、建設予定地のアービング市が総額3,100万ドル(約43億円)の奨励金を付与することを承認した。

同社は数年前から、約40万平方フィート(甲子園球場約1個分)のビルを2棟建設する計画を進めている。完成すれば約4千人の従業員を収容することができる。合意された奨励金は年末までの土地購入や、2026年までのビル建設・入居など条件が定められているものの、開発計画を後押しするとみられる。

開発予定地のラス・コリナスにはトヨタミュージックファクトリーがあり、防衛関連・住宅建設関連の日系企業オフィスも多い地域だ。計画中のオフィスビルはレストランや小売店を併設する複合施設内に建設される予定であり、地域の活性化も期待される。

北テキサスには過去数年間にいくつかの大手企業が本社移転している。チャールズシュワブ社や、JPMorgan Chase銀行、ゴールドマン・サックス社などの進出により、北テキサスの金融界の勢いが増している。

ソース:Dallas Business Journal