イリノイ建材企業がプレイノ木材企業を買収 – 木材市場は安定の兆し
/▼買収詳細
プレイノ拠点の木材企業Foxworth-Galbraith Lumber Company社が、イリノイ州の建材販売会社US LBMに買収されることになったとダラス・モーニングニュースが報じた。
プレイノのフォックスワース・ガルブレイス社は1901年設立。テキサス州に加えアリゾナ州やコロラド州など、28の拠点を持つ。同社社長のフォックスワース氏は「US LBM社とは顧客への誠実さや働きやすい環境づくりなどビジョンを共有している。今回のパートナーシップにより、顧客と従業員両方によりよい機会を提供できるだろう」と話す。
今回の買収によりUS LBM社は、テキサス州に80か所、その他4州に31の拠点を持つこととなる。
▼木材市場
(Business Insiderより)
2021年より高騰していた木材価格は落ち着きを見せ始めている。6月の価格は2021年の高値である1,733ドル/1,000ボードフィートから65%低下。住宅ローン金利の上昇と新築住宅販売数の減少により、建築資材の需要が低下しているためだ。ホームセンターでも木材の在庫が回復しているという。
【木材価格推移】(Trading economicsより)
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