ソフトウェアエンジニアの争奪戦勃発、リモート求人が急増中

求人企業Ladders社の調査によると、高収入（年収約一千万円以上）のリモートワーク社員数は予想を上回るスピードで増加しており、求人広告の約24％が完全リモートワーク対象だという。

同社によると、完全リモートの専門職の求人情報は、2021年第一四半期の10％から2022年第一四半期には24％まで増加。2022年末に25％に到達するという同社の予想を超えるペースだ。

特にテクノロジー業界の人手不足が続く中、ソフトウェアエンジニアの需要は倍増、求人数が急増している。より多くの企業が高い給与や勤務形態の柔軟性を売りに人材争奪戦を繰り広げている。オースティンやデンバーなどの都市では、ソフトウェアエンジニアの現地採用の求人とリモートワークの求人比率がほぼ同じであるなど、より優秀な人材を求め勤務地にとらわれない企業が増えている。

別の調査によると、リモートで働く社員の50％が完全出社を求められた場合転職を検討すると回答。一方、企業のトップの66％がCOVID-19が収束次第、リモートワーク廃止を希望すると答えており、いかに希望の溝を埋めるかが焦点となりそうだ。

ソース：Dallas Business Journal 1、Dallas Business Journal 2

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