「大離職時代」に目を引く求人情報を出すヒントとは

米国の離職率増加は止まらず、2021年11月の離職者数は約450万人に及んだ。大離職時代において魅力的な求人情報はどのようなものか、ダラス・ビジネス・ジャーナルがまとめた

労働統計局の発表によると、2021年11月の離職率は、過去最高を記録した2021年9月の記録と同水準だった。請求書発行ソフトウェア会社のSkynovaは、求人情報について千人以上の労働者を調査した。

【応募が多い求人情報】

  • 明確な給与の提示(調査対象者の72%が応募すると回答)

  • 福利厚生の提示

  • 職務内容の提示

  • 「成長 (growth)」、「創造的 (creative)」、「柔軟 (flexible)」などのキーワード

【労働者が避ける求人情報】

  • 幅のある給与提示($○○~$○○)(調査対象者の52%が応募すると回答)

  • 福利厚生や職務内容の説明がない

  • 「達人 (guru、wizard、ninja)」、「競争的 (competitive)」などのキーワード

求人サイトLaddersの調査によると、高給職(年収$80,000以上)の在宅職募集数が急増している。COVID-19パンデミック前は募集全体の約4%が在宅職であったのに対し、2020年末には9%、2021年末までには18%と跳ね上がっている。2022年末までに募集の約25%がリモートになると予想されている。

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