移転企業を迎えた後どうなる?街全体の活性化に取り組むWestlakeに注目

チャールズ・シュワブ社やデロイト社など、大手企業の本社やキャンパスを持つウエストレーク。小さい街ながらも、ビジネスの規模に合う街づくりに取り組んでいる。

ウェストレークには2019年に金融サービスのチャールズ・シュワブ(Charles Schwab)社が本社を移動した他、同じく金融サービスのフィデリティ・インベストメント(Fidelity Investments)のキャンパスや、コンサルティング会社デロイト(Deloitte)社の研修施設などがあり、テキサス州のビジネスを支える重要な場所となっている。現在ウェストレイクは、そのビジネス規模に見合うだけの、小売店やアメニティの誘致を目指している。

現在の人口は二千人ほど。街の包括的な計画では、総人口六千人を目標に掲げている。今後Aクラスの企業キャンパス、小売店、郊外型の小規模オフィスなどが開発される予定だ。

企画開発部長のルスベン氏は、「フリスコやプレイノのような都市に比べ住居や人口が少なく、密度も高くはない。企業の進出による昼間人口や、高い世帯収入など、自分たちの魅力を生かした街づくりに積極的に取り組んでいきたい」と話す。