自動運転配送ポッド開発企業、ダラスに本社設立【CLEVON】

自動運転配送ポッドを開発するエストニアの企業「Clevon」は、テキサス州ダラスに研究拠点と米国本社を開設した。

Clevon社の自動運転配送ポッド「Clevon 1」は、担当者1人でポッドを10台同時に監視できるため、人件費を最大9割削減できるようになる。このコスト削減を活用し、デリバリーの需要が高い米国で市場拡大を目指す。なお、Clevon 1はヨーロッパでは既に商業利用されている。

Clevon社のCEO Agur氏は「北米に進出することで、Clevonは、省エネで環境に優しく、経済に貢献する自動車を開発するという使命をさらに高めていきます」と述べている。

2022年6月、Clevonは世界大手物流のDHLと提携し、エストニアの首都タリンにおいて自動配送ポッドを試験的に導入する計画も発表している。関係者によると、DHLのほかにも2022年末までに国際的なパイロットプロジェクトが開始するようだ。

ソース:CLEVON