ダイソー、米国1000店舗オープンへの道!

100円ショップ「ダイソー」は、米国で1,000店舗の展開を目指すことを発表した。

▼なぜ米国進出?

ダイソーは今年2月時点で日本を除く海外25カ国・地域で2296店舗を構える。

米国ではテキサス州やカリフォルニア州などで80店舗以上を経営している。

テキサス州ではダラス7店舗。オースティン1店舗。ヒューストン4店舗。5店舗目開店準備中。

先月にオープンしたヒューストンのメトロパークスクエア店はまだ記憶に新しいかもしれない。同店舗の詳細やレポートなどはこちら

来年度はアリゾナ州などで約30店舗を出し、長期的には10倍以上に増やす計画だ。

米国では記録的な物価高となり、消費者の節約志向が高まっている。

そのため、低価格でも高品質な商品をそろえる店が人気を集めており、ダイソーはこの勢いに乗り始めている。日本のデフレの象徴とも言われた小売企業が、今度は激しいインフレの海外に目を向け、顧客を呼び込む戦略だ。

▼米国のお客さんの反応は?

米国の一部のお客様の声

「特に品質が高い文房具は当時から人気でした。裕福ではない方も多く絶対に定着すると思う」

「とにかく店内がきれいで若い女性客が多い」

「すごく素敵。値段も手頃だし、他の店なら30ドルする」

また、日本では「ダイソー=100均」というイメージが定着しているが、米国ではまだその印象がついていないため、これが今後の課題になると関係者はいう。

▼日本飲食店も米国進出

最近では日本の飲食店サービスが海外で活躍している。各社その地域にあった内容にメニューをカスタマイズしていて、幅広い人気を集めている。

丸亀製麺はダラスに3店舗。一風堂はテキサスには展開していないが、以前一風堂で働いていた方がオープンしたIchigoh Ramenなどもある。CoCo壱はコロナの影響でオープンが大幅に遅れているが、フリスコ市に場所は確保している。