ウォルマート支援のドローン配送サービス、3階建てのドローン空港を建設!?【プレイノ】
/Drone Upは、商業用ドローン配送業務を支援するために3階建てのタワーを追加することをプレイノ市当局に打診したと、市の文書に記載されている。バージニア州に本拠を置く同社は今年初め、ダラス地域に最低3つのハブを開設する計画を発表している。
提案されているドローン空港は、Custer RoadからParkwood SquareにあるWalmart Neighborhood Marketの近くに設置される予定だ。
▼市の反応は?
DroneUpの要請の結果、プレイノ市の職員は現在、商業用配送ドローンを考慮した市のゾーニング条例の変更を検討している。今月初めに行われた説明会では、プレイノ市のプランニング&ゾーニング委員会のメンバーが、騒音や飛行経路について懸念を表明した。
委員会は即座の決定をせず、職員に条例の変更に向けてより多くの情報を収集するよう指示した。委員会は、既存の小売店での付属用途としてドローンを許可するのではなく、企業に特別使用許可を求めることで、ドローン運用の場所を管理したいことを明らかにした。
委員長のDavid Downs氏は、「数年後に修正する必要がなく、テキサス州内の他の自治体のモデルとして使えるような、"最良の条例 "を設計したい」と語った。
また、シティプランナーのGlenn Greer氏は、「DroneUpはメトロプレックス全域で、Planoに加え、Richardson、Dallas、Garland、Mesquite、Murphyにも進出する意向である」と委員会に述べた。
ダラス・フォートワース周辺では、ドローンによる配送が注目されており、様々な企業がアクションをとっている。例えば、Google傘下のドローン会社WingとWalgreensが協力し、フリスコ地域でのドローン配達サービスを開始したり、アマゾンがオースティンとヒューストンの間に位置するカレッジステーションに最新鋭のドローン配送「Prime Air」を配備する計画を発表したりなど。
今回のウォルマートに関しては、DroneUp配送ネットワークをテキサス州とともにアリゾナ州、アーカンソー州、フロリダ州、ユタ州などの州で米国の400万世帯に届く計画をしているという。
ソース:BusinessJournal