電気自動のスクールバス導入の計画が開始【AUSTIN】

オースティン学区(AISD)の理事会全員が、バスを完全に電気化することに同意した。その結果、2035年までに全バスを電気自動車にすることが決議された。

テキサス州でのこの先駆的な動きは、すでにボストン、ニューヨーク、その他の米国の学区で実施されている。フォートワース近郊のEverman学区が最初に電気自動車を購入したが、オースティンはその数で州の記録を打ち立てた。

▼電動バスのコストパフォーマンス

現在使われているバスはディーゼルで、パワーと給油回数の少なさから大型車に使われているもの。電動バスは、他の電気自動車と同様に充電が必要なバッテリーに依存しており、初期費用は高くなる傾向にある。しかし、電気バスは数年前から普及が進んでおり、運行コストの削減により、長期的なコスト削減を実証しているともいえる。

また、電動バスは、安価で環境にやさしいだけでなく、乗客が排気ガスにさらされることがない。

▼導入時期

電気自動車の新規購入によって測定される、保有車両の転換を開始する時間枠が公開されている。

2023年:スクールバス新規購入台数の25%

2027年:スクールバスの新規購入の50%

2030年:スクールバス新規購入の100%

2035: ディーゼルバスを使用しなくなる

ソース:CULTUREMAP