国勢調査:テキサス州における人口変動データ (1/2)
/米国国勢調査局の最新のレポートによると、過去10年間でテキサス州にある10のカウンティ(群)の人口は10万人以上増加した。なかでも、TravisとWilliamsonカウンティで最も増加が見られた。テキサス州の254のカウンティのうち、111で人口増加が見られ、143のカウンティでは減少が見られた。
2010年~2020年の10年間でHaysカウンティで最も人口の増加が見られた(53.44%、83,960人増)。一方で、Schleicherカウンティ(San Angeloの南)で最も減少が見られ、減少率は29.18%だった。
ヒューストンのあるHarrisカウンティを見てみると、人口が64万人増加している。一方で、Lubbockの北にあるHaleカウンティでは10年間で3,751人の人口減少が見られた。
▼テキサスの市別にみる人口の変化
ヒューストンが最も人口の増加が見られた市だった。2010年~2020年の10年間で20万人の増加。フォートワースとオースティンがヒューストンに続き、17万人増。サンアントニオとダラスもトップ5に入った。
人口増加の割合で見てみると、Liberty Hill、Manor、Dripping Springsがトップ20にランクイン。 Liberty Hillは急成長を遂げている3番目の市で、277.04%の増加だった。ManorとDripping Springsは160%以上の増加だった。Fort BendカウンティのFulshear(ヒューストンの郊外)は2010年の人口1,134人から 2020年の16,856人と1,300%の増加を見せた。