急成長中のアウトドア・ギア会社@サウスレイク〜海外市場へブランド拡張を視野に

Solo Stove社は、2011年にSpencer兄弟によって創設された。アウトドアの趣味から自らのニーズに合うストーブを発明。1年半後には特許を取得。以来、60の製品を開発し、従業員数は2016年2人から120人までに成長した。

昨今の経済環境に影響されて浮き沈みは経験したものの、サウスレイクに拠点を置くアウトドア・ギアを扱う会社Solo Stove社は去年300%の成長を経験した、そして、今年、海外市場への参入を検討しているという。

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3年前に現在のCEOであるJohn Merris氏が同会社に7人目の従業員として加わり、2019年にはBetram PartnersとSummit Partnersに買収された。以来、Spencer兄弟は相談役に回っている。

2016年以来3桁成長を続けていて、これは同社のソーシャル・メディアによるマーケティング戦略が貢献しているという。

売上の90%がオンラインによるもので、うちの6割が顧客からの口コミによるものだという。同社は小売店数社とのパートナーシップも結んでいる。

同社は2021年の今年、グリル商品にさらに2つの新商品を発表予定。また、8月にカナダ、秋にはヨーロッパ市場に参入する予定。英国、ドイツ、オランダにオフィスを設ける。その後、アジア、南米、中近東への市場参入も視野に入れている。

同社は、今後3ヶ月以内にDFW空港近辺へのグローバル本社移転を予定している。製造工場は、国内、メキシコ、ベトナム、中国、インドの工場と提携しており、ペンシルベニアとソルトレイク市に流通センターを構えている。

参考;ダラス・ビジネス・ジャーナル