【AUSTIN】第2回、コロナによる郵便番号別、住宅価格の変動を調査!

テキサス州オースティン市の住宅価格が、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、どのように変動したのか、郵便番号別で調査した資料をOrchardが発表した。

今回の記事は第2回となります。第1回記事はこちら

▼販売価格の変動が最も大きい郵便番号

住宅の販売価格はオースティン地域全体で上昇したが、東部ではそれほど上昇しなかった。近くのウィンバリーでは、販売価格に最大の変化が見られたが、急成長している郊外のブダ、ハットー、リアンダーも同様だった。オースティン南部と南西部でも大幅な増加が見られた。

▼市場での日数の変化が最も大きい郵便番号

オースティンのすぐ北と南西にある郵便番号は、パンデミック後、住宅が市場にとどまった日数の最大の減少の一部がみられた。これには、ラーゴビスタの小さな街、シーダークリークのコミュニティ、リバティーヒルが含まれていた。

ノースウェストオースティン、ノースオースティン、およびフラッガービルは、パンデミックの前にすでにかなりの競争力を持っていたため、DOMの同じような大幅な低下は見られなかった。

▼平方フィートあたりの価格の変化が最も大きい郵便番号

オースティンの中心部では1平方フィートあたりの価格が大幅の上昇はみられなかったが、オースティンのダウンタウンのすぐ北と南にある郵便番号では、最大の急上昇の一部が郊外がみられた。サークルシーランチとシェイディーホローのコミュニティでは、ウィンバリーと同様に、価格が大幅に上昇した。

テキサスでの新しい毎日のCOVID症例数がこの冬にピークに達したとしても、オースティン地域の住宅購入者は一部の郵便番号で提示価格を15%も上回っており、住宅購入のペースが遅くなること傾向はみられない状況にある。