三井不動産、ダラスに複合開発事業「メープルテラス」を着工
/三井不動産株式会社は、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc. 」を通じて、テキサス州ダラス市にて複合開発事業「メープルテラス」を着工したことをPRTIMESが公開した。
注目ポイント
・ダラス市に賃貸住宅・オフィス・商業施設を含む複合開発事業「メープルテラス」が着工
・同社がテキサス州で初めて手掛けるプロジェクト
・賃貸住宅やオフィス立地として人気が高く、飲食や商業集積のあるアップタウンに立地
・歴史的建造物の外観を保存しながら開発を推進
「メープルテラス」の詳細
メープルテラスは3001 Maple Ave, Dallas, TX 75201に所在し、賃貸住宅棟、オフィス棟、商業店舗から構成される。賃貸住宅棟と商業店舗を新築する一方で、オフィス棟については、その特徴的な外観から地元で有名な歴史的建造物(1925年竣工)である賃貸住宅のファサードおよび構造の一部を残し、用途転換を伴うコンバージョンを行い増築する。2021年着工、2023年竣工予定。
<賃貸住宅棟>
フィットネスジムやプール、ドッグパークやルーフトップラウンジなど、充実した付帯設備を備える予定。ダラス市内に勤務する若年単身あるいは共働き世帯、およびミドル・シニア世代を入居者のターゲットとしており、幅広い住戸プランを提供する予定。
<オフィス棟>
歴史的な外観を保ちながら建物内は最新の設備を備え、洗練されたデザインや吹き抜け構造を取り入れた開放感のある設計となっている。
<商業店舗>
シカゴ市を本拠地とする高級ステーキハウス「Maple & Ash」がテキサス州初となる店舖を構える予定。
<環境負荷削減>
環境負荷削減にも取り組んでおり、オフィス棟・賃貸住宅棟ではLEED Silver認証を、加えてオフィス棟ではWELL認証も取得予定。
<共同事業者>
ヒューストン市を拠点として全世界で不動産事業を展開する大手総合デベロッパーHines(ハインズ)社。
<近隣の利便性>
メープルテラスは多くの飲食店や商業施設が集積する「マッキニーアベニュー」、スポーツや音楽など多くのイベントが開催される「アメリカンエアラインズセンター」から徒歩圏内でありながら、全米の中でも有数の国際空港であるダラス・フォートワース国際空港からも車で約20分という高い利便性を誇る。さらに、線路跡地を整備した緑溢れる遊歩道「ケイティ―トレール」、水と緑豊かな公園を有する「タートルクリーク」へも至近であり、快適な住環境を備えた立地だ。