【AUSTIN】スエーデンの自動運転トラック開発企業、米国本社を設立

自動運転トラックサービスを提供する企業「Einride」が、米国本社をオースティンに設立することをAustin Innoが報じた。

Einrideはスエーデンを本拠地に置く企業で、今回の本社設立で米国進出を目指す。TechCrunchの発表によると、オフィス開設は2021年暮れころを予定。

Einrideの提供する自動運転トラックは「ポッド型」の未来的なデザインとなっており、公道で走る、電気式貨物運送自動運転トラックサービスを提供するのは世界初だという。

利用方法はサブスクリプション式となり、現段階で顧客企業にはCoca-Cola、Oatly、Lidl、Electroluxなどが挙げられる。

また、Einrideはオースティン以外にニューヨークやシリコンバレーにオフィスを開設する計画をしている。

近年オースティンでは自動運転の開発を行う企業が積極的に活動している印象がある。例えば、FordとArgo AIは自動運転の開発をオースティンで行っており、2022年には自動運転タクシーサービスを開業することを発表している。