ダラス市、ワクチン接種斡旋 〜ギフトカードや航空券など当たる抽選券を配布

コロナウイルス・ワクチンの接種が始まってから6ヶ月が経つが、ダラス市では半数以下が接種済みという状況。

6月17日、ダラス市のエリック・ジョンソン市長は、6月1日〜7月23日までにワクチンを接種した人にウォールマート、ターゲット、スターバックスなどのギフトカードや、航空券、ダラス・マーベリックスのサイン入りの記念品が当たる抽選券を配布すると、ダラス・モーニング・ニュースが報じた

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「ワクチン接種を躊躇している人や、忙しすぎて接種をできてない人、その他の理由で接種をしてない人々が、ギフトカードや航空券が当たるかもしれないという動機で、“接種してみるか“という気になってくれればと思ってます」とジョンソン市長。

これは非営利団体のDallas Foundationが市と提携して行われるもので、ファイザー社、モデルナ社、またはジョンソン&ジョンソン社のワクチンを接種した人は、抽選券に応募できる。

同市の抽選券は、他州が提供している目を見張るような豪華なものではない。ダラス郡は、COVID-19 Response Fund(コロナ救済基金)を利用して現金の提供を考慮していたが、郡裁判官のClay Jenkins氏は、州のギャンブル制限の観点から合法性の可否に直面した。

ダラス市の報道官は、4月にアボット知事が州の機関によるワクチン接種の証明書の提示を要求することを禁止したことから、Dallas Foundationと提携を結ぶことで、同団体がワクチン接種済みの証明書の提示を要求できると説明している。