米東海岸の燃料パイプライン、操業再開【テキサスへの影響は?】

2021年5月12日、米東海岸の燃料パイプライン「コロニアル・パイプライン」は、パイブラインの操業を再開したとCNNが報じた。燃料の供給が正常化するまで数日かかると説明された。

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コロニアル・パイプラインは、サイバー攻撃を受けて5月7日から停止している状態だった。サイバー攻撃を仕掛けた犯罪集団「ダークサイド」への身代金要求には応じない方針だと報じられた。

同社によると、パイプラインの再始動にあたって断続的なサービスの中断が発生する可能性があるが、数日以内に通常操業に戻る見通しだという。南部テキサス州と北東部ニューヨーク州をつなぐ全長約8800キロメートルの大規模パイプラインが復旧に向かうことになる。

▼テキサス州への影響は?

テキサスには充分なガソリン供給があるため、住民がパニックとなり、ガソリンを溜め込もうとしない限りは問題にはならないと専門家が伝えた。また、同時期はガソリン料金が上がるため、この値上げはサイバー攻撃の影響ではないと述べている。