テスラ子会社、ヒューストン郊外にメガバッテリー・プロジェクトを建設 

カリフォルニアを拠点とするテスラ社の子会社であるGambit Energy Storage LLCは、ヒューストンの南40マイルほど行ったところにあるAngleton市にメガバッテリーのプロジェクトを建設すると、ダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

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Bloombergによると、100メガワット以上のエネルギーを貯蔵するプロジェクトは、テキサス電気信頼性評議会(ERCOT)に登録されており、6月1日に商業運転する予定。

テスラ社はBloombergの質問にコメントを控えており、ERCOTも詳細は公表できないとしているが、Angleton市に提出された書類によると、同プロジェクトは当初、Plus Power LLCによりGambit社へ提案されている。Plus Power社は同プロジェクトを売却したとBloombergに認めているが、誰に売却したかも含めそれ以上のコメントは控えている。

「Gambit Energy Storage Park」は、地元の電力網にバックアップ・エネルギーの備蓄を提供し、新しい再生可能エネルギー資源の統合と安定化を支援する。また、同プロジェクトは実績のある、信頼性の高い、安全なリチウムイオン電池を使用。このリチウムイオン電池は冗長操作と安全システムを備えた環境制御されたコンテナでの利用のために予め組み立てられている。また、停電後に地元の電力システムを復旧する「ブラック・スタート」サービスを提供するという。