テキサス州の中絶禁止法：無効化された直後に再度承認される

米国の裁判官は、女性が中絶することを禁止するテキサス州の新しい法律を一時は阻止したが、再度承認されたことをDallas Morning Newsが報じた。

BBCNEWSによると、テキサス州の女性が妊娠6週間後に中絶を受けることを禁止する法律「ハートビート法案」は、共和党の政治家によって2021年9月1日に承認された。

その後、地区裁判官のロバート・ピットマンは、バイデン政権から、合法性に異議が唱えられている間は法の執行を阻止するよう、10月6日に要請した。民主党のバイデン氏は、この法律を女性の権利に対する「前例のない攻撃」と表現したが、テキサス州知事のグレッグ・アボットはそれを擁護した。

しかし、10月8日、The 5th U.S. Circuit Court of Appealsによってハートビート法案が再度承認された。司法省は判決に返答するのに10月12日までの期間があり、それまではハートビート法案は無効化され続ける。但し、法律の書かれた方により、期間中に中絶を行った診療所と医者は訴訟に対して無防備であるともいわれている。

この連邦と州の問題は今後、米国最高裁判所で続く可能性が高い。

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