米国で大人気「ADU」住宅とは?ダラスが全国トップランカーに
/2015年以降、ダラスでの「accessory dwelling units(ADU)」住宅の人気が倍増していることをDallas Business Journalが報じた。
▼accessory dwelling units(ADU)とは?
ADUは、独立したメイン、一戸建て、デュプレックス、またはその他の施設にある自給式のアパート、コテージ、または小さな住宅ユニットのことを指す。例えば、高年齢の両親や、実家暮らしの子供と一緒に住みながらも、お互いのプライバシーを保って生活することができる。また、場合によっては、ADUを貸し出すことで収入を得ることもできる。
現地ではADUの名称のほか、「granny flats」、「garage apartments」、「in-law suites」「guest suite」「second unit」などと呼ばれる。
▼ADUの人気急増中
Freddie Macの調査によると、米国でADUの最も速い成長がみられる地域ランキングに「ダラス、プレイノ、アービング」地域が、全国2位にランクインしたことがわかった。そのほか、「オースティン」が6位、「フォートワース、アーリントン」が10位にランクインした。
北テキサスの成長は直近だけではなく、過去10年間常に成長し続けていることもわかった。
Multiple Listing Serviceに掲載された情報によると、2019年に米国で販売されたADUは70,000件で、全国で販売された住宅の4.2%を占めた。その一方、2000年に販売されたのは8,000件で、全国の1.1%だった。ADU住宅は老若男女問わず、コスパの良い生活を提供するものとして、人口の多い地域で今後も人気を高めていくことが予想される。