ダラス新鉄道「コットンベルト」のシルバーライン、着工開始間近!

テキサス州プレイノ市の念願であった南東地域の再生策の一環、「コットンベルト鉄道(Cotton Belt Corridor Project)」のシルバーラインプロジェクトの着工開始が間近であることをDallas Morning Newsが報じた

スクリーンショット 2020-08-02 16.46.09.png

コットンベルト鉄道のシルバーラインを実現するために必要な線路部材が北テキサスに届いた。線路は、インディアナ州コロンビアシティにて製造され、特殊にデザインされた列車を活用して1770km運ばれた。

▼コットンベルト鉄道とは?

コットンベルト鉄道は、テキサス州のプレイノ、リチャードソン、北ダラス、アディソン、キャロルトン、コペル、グレープバイン、DFW国際空港を繋ぐ全長26マイル(約45km)の鉄道だ。1日に約7,000人の乗客を乗せることが可能。線路建設は2019年のはじめを予定しており、完成まで約1年半かかるようだ。遅くとも、2022年の暮れには鉄道が走り始めることが期待できる。

同プロジェクトは、ダラスの交通機関DART(Dallas Area Rapid Transit)より約$9億ドル(約900億円)のローン担保がされている。コットンベルト鉄道が走る地域には、「コーリンクリークモール再開発」など建設途中であり、地域の価値が上昇するのではないかと予想できる。