ダラスの住宅アパート市場、新型コロナウイルスによる変化とは?
/2020年第一四半期、ダラス・フォートワース地域の住宅アパート空室率は減少し、家賃は上昇傾向にあった。1月から3月の間の賃貸契約数は2,632件に達しており、2019年の契約数と比較すると1,790件増えていて業績は好調といえる状況だった。
しかし、3月以降、新型コロナウイルスの影響で多くの人が外出を控えると同時に職を失い、空室が予想していた通り埋まらない状況に直面した。しかも、4月~6月は米国で住宅アパートの需要が最も高い期間であることが2018年~2019年調べで確認されており、最大の売上を期待できる時期が失われた。2020年第二四半期は大きなダメージを受けることが予測される。
なお2020年第一四半期にオープンした新築住宅アパート数は6,132件。3月下旬時点の建設途中アパート数は40,312件。新築アパートおよび建設中のアパート数は全国トップを占める。今後は市場は一気に買い主有利に動く可能性がありそうだ。
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