テキサスに新幹線が走る!? 〜チケット代、日本と異なる仕様など【2020年最新まとめ】
/米国初となる日本の新幹線は、テキサス州ダラスとヒューストン間を90分で繋げるルートを走行する予定。実現した場合、車で5時間かかる距離の大幅な時間削減となることから期待の声が多い。
▼新幹線チケットはいくら?
航空券の購入と似ており、金額はいくつかの要素によって変わるようだ。
例えば、座席のサービスクラス別、早期にチケットを購入すると安くなるなど。
公式発表では「金額の高いチケットは航空券のコストに近く、安いチケットは車移動のコストに近い」と記載されている。この情報によると、チケットは安くてガス代程度で高くて$200以上かかることが想定される。
▼新幹線には何人乗れる?
使用される新幹線は最新のN700Sモデル。
日本での収容人数は約1,300人だが、テキサス版はローカライズされる予定となっており、収容人数は少なくなるようだ。その理由はテキサス版の仕様変更によるもの。
テキサス版は以下の仕様変更が予定される。
・日本より広い座席
・日本の3席列に対し、テキサス版は2席の列のみ。
・エアコン設備をより多く完備
結果、乗客1人に対して日本より広い空間を提供することになる。
▼走行ルートは?
提案されているのはこちら。
確定についてはFederal Railroad Administraionのルート承認待ち。
▼停留所は?
ダラスではCedars neighborhood、ダウンタウン付近のInterstate30の南側を予定。ヒューストンは市の北西側、U.S.290とInterstate610付近になる可能性が高い。また中間地点(Brazos Valley)ではGrimes Countyに停まる。
▼完成はいつ?
2020年夏ころに州から承認がおりた場合、着工は秋から開始。最短で2026年に開通。
▼ペットの乗車は?
航空機と同様、障害者を支援することをトレーニングされた動物は乗車可能。それ以外については現時点では発表はない。
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(出所)Texas Central Partners、Dallas Morning News
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