アメリカン航空、中国発着便の運行停止【新型肺炎】

アメリカン航空とデルタ航空は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を踏まえ、米国と中国を結ぶ全便の運航を停止すると2020年1月31日付で発表した。

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アメリカン航空は同日から2020年3月27日まで中国発着便の運航を停止すると発表。香港便の運航は続ける。

デルタ航空の米国発中国到着便は2020年2月3日、米国到着便は2月5日が最後となる。運航停止は4月30日までとした。

今回の運行停止が決定する前、アメリカン航空のパイロットを代表する操縦士労組は中国線の運航停止を求め同社を提訴していた。訴訟はテキサス州ダラスの裁判所に提起されたもので、感染拡大が続く間の運航停止を命じる「緊急差し止め命令」を求めていた。米国務省は1月30日に、中国への渡航警戒レベルを引き上げ、ウェブサイトに掲載した通知文書で「中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスのため」として、国民に中国に渡航しないよう勧告していた。この影響もあったのか、アメリカンとデルタ航空の米国~中国便はしばらく見送りことになる。


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