2020年商業不動産取引、ダラス全米No.1

2020年商業不動産取引ランキングでテキサス州ダラス地域が全米No.1になったことをDallas Morning Newsが報じた

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Real Capital Analytics調査レポートによると、不動産取引数は、北テキサスはロサンゼルスやマンハッタンを上回る取引数を記録した。

2020年1月〜9月ダラス地域で取引された不動産は128億ドル(1.28兆円)を記録した。今まではマンハッタンがこの1位の座を維持していた。そのほかのテキサス主要都市は、ヒューストンが55億ドル(5,500億円)を記録し、9位にランクインした。

▼なぜダラスは1位になったのか?

2019年度Real Capital Analytics調査では、ダラスはロサンゼルスとマンハッタンに続いて3位だった。今年初めて1位にランクインした理由は、第一四半期に大きい取引が2件あったためだという。一つ目は取引額4億ドル(約400億円)のギャラリアオフィスタワー。二つ目は取引額3.7億ドル(約370億円)のダウンタウン・ダラス北側のUnion開発。勿論、そのほかの商業不動産取引が多かったことも結果に貢献している。

なお、北テキサスの商業不動産投資は昨年対比で27%減少したまま。しかし、他主要都市と比べれば北テキサスの被害は少ない方だ。

2020年全米の第三四半期の商業不動産投資は昨年対比で57%減。