アメリカン航空、DFW空港をアジア太平洋フライトのハブに

アメリカン航空は、カリフォルニア州ロサンゼルス(LAX)国際空港のアジア太平洋フライトなどをダラス・フォートワース(DFW)国際空港に移動し、アジア太平洋フライト向けのハブにする意向を決断したとDallas Morning Newsが報じた。将来的に北テキサスにビジネスや観光客の増加が期待できる。

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カリフォルニア州ロサンゼルス(LAX)国際空港は、香港、北京、ソウル、東京などアジアの大都市をアメリカと繋げるハブとなっていた空港だ。しかし、太平洋地域へのトラフィックの変化や、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックによる影響により、様々な状況が大きく変わった。例えば、LAXは航空会社の競争率が高く、ローコストなフライトが多い。そのため、航空会社が利益を生むことが厳しい状況となっている。2020年6月、アメリカン航空はLAXー香港、北京、上海などのフライトを停止するなど、状況は変化し、結果的にDFW国際空港をアジアのハブにする意向をまとめた。

アメリカン航空のZnotins氏によると、「ダラスは太平洋ハブになるために最適な地理とは決していえない。しかし、米国の南東側をアジアと繋げる有利な点は複数ある」と述べた。例えば、DFW国際空港を乗り換え経由することで、乗り換え1回でより多くの地域にアクセスすることができるなど。


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