企業移転先として選ばれる州、テキサスが人気の理由とは?

企業移転先として最も人気な州、米国ランキングがダラス連邦準備銀行より公開され、テキサス州が1位に輝いたことがわかった。

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ダラス連邦準備銀行の調査「National Establishment Time Series」は、2000年~2013年にテキサス州から離脱・参入したすべての企業データを解析。結果、同期間中にテキサス州から他州へ離脱したのは約18,000社、雇用200,000件あたりが失われた。その一方、他州からテキサスに参入したのは約25,000社以上、雇用300,000件の増加がみられた。参入数が離脱数を大きく上回ったことがわかる。また、この数値を米国の都市で比較すると、他州から企業が最も増えたことがわかる。

更に、Dallas Regional Chamberの調査によると2013年以降のデータでも、他州からテキサス州に移転・拡大する企業が増え続ける傾向にあるという。例えば、2010年以降、ダラス・フォートワース郊外に大手企業は120社以上移転してきており、雇用も750,000件増えている。今までは都心に大手企業が移転する傾向が多かったが、今後は中小企業の進出が増えることが想定される。

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