スマートトイレ、DFW国際空港が開発に費やす理由とは?

DFW国際空港が「スマートトイレ」を導入するため3.2億円(320万USドル)費やしていることがわかった。そこまでしてスマートトイレに力を注ぐ理由とは?

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Infax社のTRAX Analyticsは、空港施設内の135箇所のトイレをスマートトイレにレノベーション開発する。数ヶ月以内に工事が開始され、完成はさらに数ヶ月後を予定している。

スマートトイレと一般トイレは何が違うのか?

スマートトイレはトイレの外にデジタル掲示板が設置され、トイレの「空室数」が表示される仕組みになる。そのため、利用者はトイレに入る前に混雑状況を知ることができる。トイレの入り口を通過すると、今度は各ストールの上に設置されたライトが「利用中」かどうかを表示しており、空きのストールが一目で明らかに。

また、石けんやトイレットペーパーなど備品の「残量」を従業員に知らせる機能も導入され、人員作業の効率アップに繋がる。

TRAX Analytics社長のDavis氏によると、トイレは利用者が「最初と最後」に使用する場所であることが多いため、空港の総合的な「印象」を左右する場所だと述べた。そのため、トイレを好印象にすることで空港の評価に貢献するという。

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