アップル x フィニサー【ダラス近辺で雇用増加】
/米アップルは、10億米ドル規模のAdvanced Manufacturing Fundから、2度目となる大型の出資を行うことを発表。カリフォルニア州サニーベールに拠点を置く光学部品会社のフィニサー(Finisar)は、アップルから3億9,000万米ドルの出資を受ける。
研究開発の促進と、垂直共振器による面発光レーザー(VCSEL)製品の拡大が目的。VCSEL は、深度センシングおよび近接センシングチップに主に利用され、アップル製品にも使われている。
投資を受けFinisarは、2012年に閉鎖した70万平方フィート(約65,000平米)の製造プラントを再稼働する予定。アップルは、テキサス州にあるShermanという地域が「アメリカのハイテク VCSEL の中心的存在」になることを期待していると述べた。テキサス州アレン近辺にあるFinisarの他の工場と合わせると、500人以上の新規雇用を生み、給与総額はおよそ6,500万米ドルに達するとしており、新規工場からの VCSEL の出荷は2018年後半を見込んでいるとApple は述べている。