ダラス、自転車シェアリングに新規制導入?【人気と伴う苦情について】

テキサス州ダラスは米国の自転車シェアリングのパイオニアといっても過言ではない。「北米で最も自転車シェアリングが盛んな都市」と言われ、現在2万台近い自転車がシェアに使われている。より人口密度の高いシアトルとニューヨークでさえ、それぞれ1万台と1万2000台の規模だ。

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人気の裏には問題も起きている。各自転車にはGPSが付いており、専用をアプリを通すと自分の近くにあるものが表示される。自転車にはロックが付いているため、支払いを済ませると自転車のロックが外れ、自由に使うことができる。

問題は停留所が存在しないため、使用後の自転車は歩道に停められている、公園内に大量に駐輪されている、川や湖など不可思議な場所に置かれるなど、サービス開始以来1400件以上の苦情が寄せられているようだ。

ダラス当局は問題に対して、2018年内には新規制を導入すると述べている。まだ内容は定められていないが、ダラス当局と自転車シェア企業間で協力し、新たな規制を作るようだ。