米運輸長官、テキサス新幹線計画を高評価

米運輸長官チャオ氏がワシントンを訪れた石井啓一国土交通相と会談し、日本側によると、チャオ氏はJR東海が技術支援する南部テキサス州の新幹線計画について高く評価したと伝えた。

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日本の新幹線は安全性などの面で米国の関心も高い。石井氏も「日米のインフラ協力の象徴的な計画としてしっかり支援していきたい」と述べた。

国交省はワシントンでインフラ開発について産官学で話し合う「日米インフラフォーラム」を開いた。石井氏は演説で「インフラの老朽化は日米共通の課題で両国の知見を生かしたい」と強調した。

チャオ氏は「日米で対話を続けていきたい」と語った。トランプ政権は官民で今後10年で1兆ドル(約110兆円)を投じるインフラ計画を掲げている。近く具体策を公表する見通しで、日本企業にも商機が広がるとの期待がある。

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