トランプ政権下、H1Bビザ改定が与える影響について
/ドナルド・トランプ大統領の政権下によってH1Bビザの改定が実施された場合、企業はどのような影響を受けるのか?
現在、トランプ大統領は外国人や移民に対するビザを改定するため、複数の提案を出している。その中で改定の提案が出されている1つがH1Bビザだ。このビザが改定された場合、ダラス企業にも大きな影響を与えることになる。なぜなら2016年アメリカでH1Bビザが最も使われている地域ランキングでダラス・フォートワース地域(アービング、ダラス、プレイノ)がトップ20にランクインしている。他にもフォート・ワース、フリスコ、リチャードソン等もトップ100に入っている。同ランキングでダラス付近で上位のアービング市は全国7位で7,272名分のビザにあたる。
H1Bビザとは、非移民就労ピザであり、移民(グリーンカードを保持していない外国人)がアメリカで就労するためのビザである。企業派遣の駐在員はこのビザを保有し、現地勤務している。全国規模で毎年約85,000人分のビザが発行されている。
以下、2016年度、H1Bビザが最も多い北米都市ランキングトップ20及びビザ数
1.New York (NY): 34,580
2.San Francisco (CA): 13,761
3.Houston (TX): 13,618
4.Atlanta (GA): 11,627
5.Chicago (IL): 11,041
6.San Jose (CA): 9,622
7.Irving (TX): 7,272
8.Sunnyvale (CA): 7,197
9.Charlotte (NC): 6,938
10.Dallas (TX): 6,491
11.Redmond (WA): 6,129
12.Boston (MA): 5,898
13.Seattle (WA): 5,757
14.Austin (TX): 5,600
15.Mountain View (CA): 5,570
16.Phoenix (AZ): 5,100
17.Philadelphia (PA): 5,090
18.Plano (TX): 5,044
19.Santa Clara (CA):4,872
20.Jersey City (NJ):4,856