紀伊国屋キャロルトン店、本屋?雑貨店?〜店内レビュー

紀伊国屋キャロルトン店の店内レビューがダラス・オブザーバーの記事に掲載された。商品ラインアップから店内の雰囲気が詳しく説明されている。私自身もキャロルトン店へ訪問したばかりであり、同記事と共感する部分も多かった。以下、所感を交えた店内レビューをご紹介。

まず、同店に入った瞬間、「紀伊国屋は本屋」という固定概念を裏切られる。目の前に陳列されているのは本ではなく、雑貨の光景である。むしろ入り口付近に本など見当たらない。代わりに店前に置かれているのは日本独特のかわいいキャラクターやアニメ関連の雑貨だ。本は比較的、店の奥に配置されている。

店内全体には豊富な種類の文房具、雑貨(主にアニメやキャラクターとのタイアップ商品)、本や漫画。本より漫画の数の方が確実に多く、7割は漫画のような気がする。尚、漫画に関しては日本で販売されているまま(日本語版)もあれば、英語に翻訳されている英語版の2パターンが揃っている。また値段は日本で販売しているおよそ倍の値段である。

個人的な感想だが、本屋を期待して来店してしまうと物足りなさを感じるかもしれない。本は比較的少ないため、日本で紀伊国屋に行くような感覚とは少し離れているように感じる。

ただ、日本文化の強みの一角といえるアニメやかわいいキャラクター商品が豊富に揃っているので、そういったファンには希少な場所になりそうだ。現に、私が来店した際、店内は平日にも関わらず、幅広い年齢層で客で賑わっていた。近隣には100円ショップ、ダイソーも位置するため、日本グッズを入手できる買い物スポットとしては確立されている。

北テキサスの紀伊国屋第2号店はプレイノ市に今年4月頃にオープン予定。

参照:ダラス・オブザーバー