ダラス、ラブフィールド空港の利用者数が倍増 〜今後、事業拡大の可能性

近年、ダラス・ラブフィールド空港の利用者が倍増していることがダラス・ビジネスジャーナルのインタービュー記事によって掲載された。

同空港の利用者は2014年で490万人。翌年にはなんと730万人に増加した。わずか1年で約790万人も利用者が増えたことになる。増加の理由はライト修正法(Wright amendment)の撤廃にある。同連邦法はラブフィールド空港から直行便の運行を行うことが出来る目的地をテキサス州および隣接州に制限したものであった。2014年に撤廃後、サウスウェスト航空が新たな州に便を運航し始めた結果、利用者の増加に繋がったということだ。

利用者の増加が右肩上がりのため、今後フライトを増やしたり、国際線を開始するなどの可能性があるように感じる。しかし、空港の設備キャパやその他の連邦法による制限もあり、国際線を開始するなどといった大幅な事業拡大はせず、現状維持をしていくと同空港ディレクターMark Duebner氏は述べている。

ダラス・ラブフィールド空港は、ダラス・フォートワース国際空港が開港するまでダラスへの玄関口だった空港だ。現在は格安航空会社大手のサウスウェスト航空の拠点となっている。