米国、新設住宅の許可件数【テキサス州が最多の見込み】

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2017年に米国では新規の住宅建設の許可が南部に集中しており、建設許可の取得件数はテキサス州のダラス、ヒューストン、オースティンだけで約13万に上る見通しだ。この件数は、全米で取得される見込みの建設許可の10%以上に相当する。

上記3都市の許可件数は、国内のその他50以上の大都市での建設許可の総数を上回ると予想されていることが不動産情報サイトTruliaの調査レポートによってわかった。一方、北東部のいくつかの州では、年間の取得件数が500を下回る見通しだ。

同社のレポートでは許可件数ベースで見た現在の住宅建設の状況を過去(1980~2016年)の年間平均と比較できることが魅力となっている。最も多くの住宅建設が許可される見込みとなっているのはオースティンで、過去平均の107.7%に当たる件数になると予想されている。2番目に多くなると見られるのは、サウスカロライナ州チャールストン(82.8%)、次いでテネシー州ナッシュビル(65.8%)となっている。

以下、2017年内の住宅建設許可の取得件数が最も多くなると見込まれる都市を上位から順にご紹介(都市及び州名と許可取得件数)

1位:ダラス(テキサス)─ 48772

2位:ヒューストン(テキサス)─ 47946

3位:ニューヨーク(ニューヨーク)─ 40006

4位:オースティン(テキサス)─ 29872

5位:フェニックス(アリゾナ)─ 29280

6位:デンバー(コロラド)─ 25098

7位:ロサンゼルス(カリフォルニア)─ 21770

8位:オーランド(フロリダ)─ 20560

9位:タンパ/セントピーターズバーグ(フロリダ)─ 20068

10位:ナッシュビル(テネシー)─ 19622