日本航空会長、北米路線「機材拡充を優先」

日本航空の大西賢会長は、ニューヨークで日本経済新聞の取材に対し、北米路線は「新路線を拡大するより、着実に利益が出る路線で航空機を大型化するなどして強化していく」と語った。

日本航空は現在、ニューヨークのほかシカゴやダラスなどに就航している。公的支援を受けたことで続いていた路線開設の制限が2017年春に終わるが、「経営破綻後に規模縮小を経験し、拡大路線をとるつもりはない」とし、人気路線の機材拡充を優先するとの考えを示した。