経済と発展を続ける大都市・ダラス Part1
/ダラスは、テキサス州に位置する大都市であり、経済の中心地としても知られています。多様な文化、優れた教育機関、豊富な就職機会、そして充実したエンターテイメントが揃っているため、多くの人がこの街で新しい生活を始めています。近年、多くの企業が本社をダラスに移転しており、経済発展が著しい都市として注目されています。
ダラスってどんなところ?
2023年時点でテキサス州は約3000万人もの人口を誇り、アメリカ国内でカリフォルニアに次ぎ2番目に人口が多い州です。ダラス市だけでも人口は約130万人、ダラスフォートワースエリアの人口は800万人を超え、その面積はなんと日本の北関東くらいの大きさです。ダラスは多様な文化が共存する都市であり、様々な人種や民族の人々が暮らしています。ここ数年はアジア人人口の増加に伴い、国際色豊かな環境が広がっています。
生活と住環境
ダラスは、生活費や家賃が比較的リーズナブルな都市としても知られています。Cost of Living(COL)指標を全米平均100とした場合、2025年2月時点ではニューヨークのマンハッタンは204.1ですが、ダラスは100.2と大きな都市としては低い値となっています。また、テキサス州は税制面で優遇されているため、企業の移転先や個人の移住先としても人気があります。
ダラスは広くて整然とした街並みが特徴の都市であり、高層マンションだけでなく、庭付きの一戸建て住宅も多く、住宅の選択肢も豊富です。アメリカの都市らしく、車が必要な生活環境ではありますが、テキサス州はガソリンなどのエネルギー価格も安く、比較的安価に車生活を送れます。
アジア人人口増加に伴い、ダラスエリアの北側を中心にアジア系のスーパーマーケットがいくつもが進出しています。日系のミツワマーケット、韓国系のHMart、中華系の99Ranch Marketなどなどお気に入りのスーパーマーケットが見つかるでしょう。
都市内にはクライド・ウォレン公園のような美しい公園があり、豊かな自然環境の中での生活を楽しめます。さらに、近隣都市には新たなレクリエーション施設としてユニバーサルスタジオが2026年にオープンする予定で、人々の期待が高まっています。
教育環境も整っており、1911年創立の南メソジスト大学や、1969年創立の州立大学テキサス大学ダラス校(UTD)など、著名な高等教育機関が多数あります。また、ダラス・カレッジはテキサス州最大規模のカレッジシステムを誇り、地元民だけでなく留学生にも学習機会が豊富に提供されています。
Photo by Gabriel Tovar on Unsplash
ダラスでの新しい生活を検討している方、ぜひ一度ダラスへと足を運んでみてはいかがでしょうか。多様な文化や豊かな自然、発展途上の街にはまだまだ魅力がたくさんあります。
経済と発展を続ける大都市・ダラス Part2もお楽しみに。
記事情報提供:インテレッセインターナショナル社、iiicareer
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