北テキサスのAccelerate、CBREの支援で約1200億円を調達しインフラ不動産事業を拡大

テキサス州プレイノに拠点を置くAccelerate Infrastructure Opportunitiesは、7億8000万ドル（約1200億円）の資金調達を発表しました。

その内訳は、CBREインベストメント・マネジメントが管理するファンドおよび共同投資家からの6億3000万ドル（約990億円）の株式コミットメントと、1億5000万ドル（約235億円）の資産担保証券による資金調達です。

Accelerateは、デジタル、再生可能エネルギー、交通インフラ分野の重要な不動産資産を取得・管理し、それらを統合して長期的なキャッシュフローを生み出すポートフォリオを構築しています。AccelerateのCEO、ブレナン・ポッツ氏は、「CBREとそのパートナーによる投資は、持続可能な経済を支えるインフラ不動産への投資ニーズに応えるためのものであり、我々の戦略のスケール拡大を可能にするもの」と述べています。

Accelerateは2022年にCBRE IMと連携してこのインフラ投資戦略を開始し、以来、38州において200以上の物件に投資してきました。今回の1億5000万ドルの資産担保証券の発行は、この分野で初の試みであり、投資家からの支持を受けて成功裏に完了しました。また、モーニングスターDBRSから投資適格のA（低）評価も取得しています。

CBRE IMは、世界的にリーダー的存在の不動産投資管理会社で、管理資産は1483億ドルに達し、世界30以上のオフィスで運営しています。Accelerateは、このABS市場への参入を契機に将来的な資金調達の機会を広げ、顧客に競争力のある資本コストを提供することを目指しています。

Source: Dallas Innovates