ダラス発AIショッピングアシスタント「シンディ」ショッピング体験革新



ダラスのマーケティングエージェンシー、Imaginuityが「シンディ」と名付けたAI生成のバーチャルショッピングアシスタントを導入しました。シンディは、米国内の13のJLL管理ショッピングセンターのウェブサイトに登場し、訪問者とインタラクティブに対話します。
https://cindy.mypylot.com/

Photo by Imaginuity

シンディは、多民族的特徴を持ち、地理的に分散したショッピングセンターで共感を呼ぶようデザインされています。彼女は「バーチャルなショッピングの親友」として、ファッションやトレンドに関する情報を提供し、各ショッピングセンターのウェブサイトをファッションの情報源として位置づける役割を担います。

このプロジェクトは、The Dealey Groupと共に、ImaginuityのAIラボによって開発されました。シンディは、AIツールの複雑な組み合わせを駆使し、プロシージャ、プロンプト、モデリングの独自のレシピによって「生命」を吹き込まれました。



シンディのキャラクターは、ImaginuityのPylotプラットフォームの延長として開発され、ウェブサイトのユーザーエクスペリエンスを強化し、訪問者のエンゲージメントを高めるために役立てられています。彼女は、リアルなビデオ通話を通じてユーザーと対話し、まるで本物の人間のように感じられるよう設計されています。

導入から1か月後には、参加するショッピングセンターのオンラインウェブサイトセッションが前年比で500%増加し、新規サイトユーザーは1000%以上、ページビューは約500%増加したとImaginuityは報告しています。

このイノベーションは、ショッピングセンターのマーケティング技術ソリューションを20年以上にわたって開発してきたImaginuityの成果の一つであり、シンディはこれらのプラットフォームに新しい声とパーソナリティをもたらすことで、ショッピング体験をさらに魅力的なものに変えることを目指しています。

ダラスエリアではThe Shops at Highland VillageでCindyがウェブサイトやSNSに登場していましたが、4月下旬からお休みに入ったようです。こちらの施設は2023年8月記事大人気のスイーツ店「ザ・チーズケーキ・ファクトリー」が高級屋外ショッピングセンターのThe shops at Highland Villageに出店予定でも紹介しています。

Source: Dallas Innovates

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