農林水産省や領事館などが米国輸出支援プラットフォームをヒューストンに発足 〜国税庁主催の日本酒セミナーにプラットフォームが応援参加【HOUSTON, AUSTIN】


オースティンで不動産エージェントをしております、小島千枝です。先日、オースティンで開催された日本酒のセミナーに行って参りましたのでレポートします。

今回の日本酒セミナーは日本政府(国税庁)が開催し、参加費はなんと無料!

去年12月、農林水産省や在ヒューストン日本国総領事館などが設置した米国輸出支援プラットフォーム・ヒューストン拠点は、現地主導のプロモーションを推進したり、現地の商流を開拓したり、日本の食文化の魅力を米国に広げるなどの活動をオールジャパンで行っています。

また、ヒューストンで行われた「Ramen Expo」で日本の本格的な魚介系やビーガンのラーメンの魅力を現地のシェフに発信する「Ramen Boot Camp」を開催したり、テキサス各主要都市(Dallas, Houston, Austin, San Antonio)において、日系スーパーが主導する日本産のブリやホタテ等の試食会を行うなど、様々なプロモーションを通じて、多くのテキサスの人々に日本食のファンになっていただき、日本産品を購入していただくことを目的としているようです。



今回3月25日に行われたオースティンでの日本酒セミナーでは、日本の酒蔵からもゲストを呼び予定を上回る参加者で賑わっていました。日本酒の製造工程から、日本酒に合う食べ物の選び方、販売側としての日本酒の勧め方など、日本にいてもなかなか触れることのない貴重な内容を学ぶことができました。

そして日本酒に合うペアリングフードもセミナーに付いてきました。お寿司はもちろん、チーズやテキサスBBQまで!日本酒にテキサスBBQ?と思いましたが、しっかりとしたボディの日本酒にはちゃんと合うんですね。これを知っていれば、アメリカどこへ行っても日本酒を楽しめます。

今後も、各都市のニーズに合ったやり方で、日系の小売店舗と協力し試食会などを中心に定期的にイベントを開催してテキサスの人々に日本食のファンを増やし、新しい客層の獲得を狙っていくそうです。日本の食文化がテキサスの人々にどんどん広がっていくことは日本人としてとても嬉しいですね!