UT Dallas(テキサス大学ダラス校)に新たな文化拠点誕生:クロー美術館第2拠点と音楽ホールの開発が進行中



 [Photo copyright Mauricio Rojas/courtesy of UT Dallas]

ダラスのクロー美術館が、UT Dallas(テキサス大学ダラス校)のリチャードソンキャンパスに2番目の拠点を開設しました。これは、1億5800万ドル(約224億円)のエディス&ピーター・オドネル・アテナイウムの一環で、同キャンパスを北テキサスの文化的拠点にすることを目指しています。

開館した新しい美術館は12のギャラリーを擁し、アジア美術を中心に、ダラス美術館や大学のコレクションも展示しています。同施設は「フェーズI」として、アウトドア彫刻庭園や保存スタジオ、セミナールームなども備えた最先端の建物で、さらに「フェーズII」として680席の音楽ホールと音楽棟の建設が進行中です。

2026年秋に完成予定のこの施設は、パフォーマンススペースやレコーディングスタジオ、教室などを含み、UTダラスの芸術学部と連携します。



オドネル・アテナイウムは最終的に12エーカーの文化地区となり、中央広場を囲む3つの新しい建物が建設されます。この広場は彫刻庭園や水景が整備され、アートと建築が融合する空間を提供します。

全体のプロジェクトはUTダラスの「New Dimensions」キャンペーンの一環であり、地域の文化的な魅力を高めることを目指しています。

Source: Dallas Innovates

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