全米ライフル協会、テキサス州への本部移転を目指し、リチャードソンのオフィスタワーを候補地に

全米ライフル協会（NRA）は、バージニア州からテキサス州への本部移転を目指しており、State Farm Insuranceが手放そうとしているリチャードソンのオフィススペースを検討しています。

現在、NRAの本部はバージニア州フェアファックスにあります。銃権機関は、新しい本部に必要なオフィススペースとして、パートナーズ不動産のシニアバイスプレジデントであるスティーブ・トリオレット氏によれば、20万から30万平方フィートのスペースを探しています。

トリオレット氏によれば、「NRAはリチャードソンのState Farmの施設を見学しています」と述べています。物件を実際に視察したことで、候補地を絞り込んだとのことです。ただし、最終的にリチャードソンやダラス・フォートワースに決定するとは限りません。テキサス州内の他の場所を選ぶ可能性もあります。

NRAは2021年初頭に第11章の破産保護を申請し、事業の再編を計画しており、テキサス州で非営利団体として登録する予定です。この団体は、物理的な本部がバージニア州北部にあるにもかかわらず、150年以上にわたりニューヨーク州で非営利団体として登録されています。2021年5月、テキサス州ダラスの米国破産法廷のハーリン・ヘイル判事は、NRAの破産再編の申請を却下しましたが、その後の声明でNRAは引き続きテキサス州への本部移転を検討していると述べています。この団体はテキサス州に40万人以上のメンバーを抱えており、全米で500万人以上のメンバーを有しています。

NRAは株式会社Colliersという商業不動産会社を雇って、新しい本部のためにDFWエリアのオフィスビルの賃貸と購入を検討していると、不動産情報サービスCoStarの2023年6月20日の報道によって報じられています。

ソース：BusinessJournal