ゴールドマン・サックスの新しいダラスキャンパスを建設中【2027年オープン】

ニューヨークを拠点とする金融大手のゴールドマン・サックスは、ダウンタウンダラス、アービング、リチャードソンからの従業員を、2027年にオープン予定のビクトリーパーク近くの新しいキャンパスに移動することを発表しました。

Photo by Henning Larsen Architects

現在、建設中の新しいキャンパスは、自然科学博物館のPerot Museum of Nature and Scienceの隣にあるNorth Field Streetに建設中で、約5億ドル以上かかる建物が着工開始しました。建物にはオフィス以外にカフェ、フィットネスセンター、託児所、会議スペース、屋外の庭園とテラスが含まれています。キャンパスは、ダラスで進行中の最大のオフィス開発プロジェクトであり、テキサス州で建設中の最大のプロジェクトの1つです。

ゴールドマン・サックスの社長兼最高執行責任者であるジョン・ウォルドロン氏は「過去50年間で、我々は財産アドバイザーと投資銀行家からなる小さなチームから、ゴールドマン・サックスの全ての事業において、エンジニアを含む約4,000人に成長しました。ダラスは、ニューヨーク市以外のアメリカの中で、我々の2番目に大きなオフィスで、ニューヨーク市の本部に次ぐものです。」と述べています。

ゴールドマン・サックスの14階建ての複合施設は、11エーカーのノースエンド複合開発の第一フェーズです。このプロジェクトには、1.5エーカーの都市公園を中心に、オフィス、小売店、住宅、ホテル客室が含まれる予定です。

ここ数年、金融会社がウォール街から飛び出している印象も受ける。例えば、JPモルガン・チェースが大規模キャンパスをレガシーウェストに建設したり、チャールズ・シュワブが本社移転をするなど、大手金融会社はダラスに拠点を移す、または存在を拡大する場所として注目されている。

Photo by Henning Larsen Architects