アメリカン航空が音速超え!フィラデルフィア-ドーハ便が世界記録に挑戦


アメリカン航空のフィラデルフィアからカタールのドーハへ向かう120便が、強い追い風のおかげで時速840マイル(約1351キロメートル)に達し、予定より約30分早く着陸するという快挙を成し遂げました。



この速度は、音速を超える記録であり、ギネス世界記録の更新が期待されています。このボーイング787-9ドリームライナーを使用したフライトは、途中の追い風が時速265マイル(約426キロメートル)に達したことで、この速度を記録しました。しかし、音速を超えていても、周囲の空気に対する正常な巡航速度であったため、音の爆発は起こりませんでした。

ギネス世界記録によると、これまでの商業飛行機による最速の大西洋横断フライト記録は、2020年2月9日にブリティッシュ・エアウェイズがニューヨークからロンドンへ向けて記録した時速825マイル(約1327キロメートル)です。このアメリカン航空のフライトが公式に世界記録を更新したかどうかは、ギネス世界記録からの公式発表を待たなければなりません。

また、全体の大西洋横断フライトの最速記録は、1996年2月7日にブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドがニューヨークからロンドンまで2時間52分59秒で飛行した時の平均時速1250マイル(約2011キロメートル)が保持しています。この成果は、航空史における顕著なマイルストーンであり、DFW国際空港の50周年を祝う記念碑的な出来事となる可能性があります。

Source: The Dallas Morning News 

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