テキサス大寒波の損害500億ドル
/AccuWeather社のCEOマイヤー氏によると、テキサスの大寒波で生じた損害は500億ドルにおよぶだろう、とビジネス・インサイダーが報じた。この概算には賃金の損失、企業や家屋の損害、災害地域の復旧作業などが含まれている。
2月19日の時点でほとんどの世帯で電気は復旧したが、ピーク時は300万世帯以上が停電したという。1989年以来の大寒波は電力網を猛撃し、電気供給の停止をやむを得なくした。テキサスの電力網は独自で作動しているため、ブラックアウトを経験していない他の州から電力を借りるということが難しい、という。
The Vergeによると、このブラックアウトの後に家屋を暖めている消費者は驚異的な電気料金に対面することになるだろう。これは卸売電力会社も同様。テキサス電気信頼度協議会(ERCOT)は、2月15日、卸の電力費は、1メガワット時あたり50ドルから9千ドルに値上がりした、と話している。