米PGA本社、テキサス州フリスコに移転【新ゴルフコース及び複合施設誕生】
/プロゴルフツアーを運営する団体「PGA (Professional Golf Association)」は、長年本社を所有していたフロリダ州パームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)からテキサス州フリスコに本社移転することを発表。移転に伴い、新ゴルフコースや複合施設の建設も決定した。
今回のプロジェクトは、PGAとフリスコ市がPPP(パブリックプライベートパートナーシップ)を結んだことにより実現された大規模プロジェクト。新たな本社及び教育施設はHunt Realty Investmentsが担当し、North Dallas TollwayとPanther Creek Parkwayに所在する。
約9,290平方メートルの面積を保有する本社オフィスの隣には小売店、ホテル、コンベンションセンターなどが立ち並ぶ。注目ポイントは18ホールのゴルフコースが2つ、ショートコースが1つ、練習エリア、クラブハウスが建設されることだろう。ゴルフコースは公共施設のため、一般人も使用することが可能。全施設が建設されるスペースを合算すると、なんと東京ドーム約213個分(約1,000万平方メートル)の広さを誇る大型プロジェクトであることがわかる。
その結果、今後フリスコ市で大規模のゴルフ大会が開催されることも決定した。決まっている範囲ではPGA Championshipsが2大会、KPMG Women’s PGA Championshipsが2大会、2023年のKitchenAid Senior PGA Championship等。噂によると、Ryder Cup開催も可能性があるようだ。コース完成は2022年夏を予定しており、ホテルや小売店はコース運営開始の半年後にオープン予定。
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